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@haritora
最終ログイン:2022年6月24日 17:54
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主な活動場所
大阪府
説明
【立っているだけで運動になる?】
本屋でじっと立ち読みをしていると、足がだんだん疲れてきます。
あるいは野球で立ち身席での観戦。
勝っているときなら気分良く疲れも吹き飛びそうですが劣勢での観戦は、いつも以上に疲れてしまいます。
しかし、じっと立ち読みや立ち見をしているとき、別に足を動かしているわけでもありません。
ただじっと立っているだけです。
なぜ立っているだけでも疲れてしまうのでしょうか。
実は立っているだけでも、足の筋肉は使われています。
足の筋肉だけではありません。
じっと立つ姿勢を維持しようと、つま先・アキレスけん・太もも周辺など、下半身の大半に大きな力が入っています。
ちなみに頭は、5キロほどの重さがあります。
ボウリングの球くらいの重さを、首の骨で支えているというイメージです。
長時間じっと立ち続けているだけでも、体全身の筋肉を使っていて、疲れてしまいます。
歩いているほうが、多くのカロリーを消費できますが、本屋でじっと立ち読みしているだけでも、カロリーを消費しています。
ちなみに体重60キロの人が1時間ほど立ち続ければ、120キロカロリーも消費されます。
無視できない量なのです。
ならば、その立つことを有効に活用しようというのが鍼禅の立禅。
立禅の基本的スタイルは両手でボールを抱えるようにして、高めの椅子に腰掛けてるようなスタイルです。
この運動は、
手軽で簡単で、いつでもどこでも出来る。
ベースになってるのは中国拳法の練習法。
無理のない運動と落ち着いた呼吸で体を緩め、心身ともにリラックスさせて仕上げは古代鍼でリセット。
健康な身体を自らの力で養う手助けをするのが、鍼禅の治療方針です。
①両手を抱える姿勢にすることで
両側の腕を抱える姿勢にすることで、肺への圧力を減らす役目があり、酸素摂取量が増します。
腕を垂らして立つのと、抱えた状態で立つのとで数回深呼吸をして比べてみて下さい。
腕を抱えた方が手をただ垂らした時よりも呼吸がしやすく、、リラックスした快適な感覚がすると思います。
②手足を若干曲げる事で
手足をある程度の屈曲を維持するので、それに応じて骨格筋は継続的な収縮を維持します。
それにより血液循環が促進され、内臓へも血液が動員されて循環していきます。
血液量が大幅に増加し同時に、筋肉の毛細血管も開いていきます。 これは主に、手足のしびれ感、皮膚を這う蟻の感覚、全身の発熱や発汗という形で現れますが、これは身体の好転反応です。
③東洋医学では心の問題が身体に影響を及ぼす、と言われています。
心の緊張状態が続くと身体は強張り、凝りや痛みを引き起こします。
逆に身体が緩むと心が楽になったりします。
ここで大切なポイントに呼吸のあり方にあります。
呼吸を落ち着いた状態を保つ事が身体の生理作用にとても重要で、呼吸は意識して変えることができるので、呼吸の仕方次第で心も身体も落ち着いてきます。
立禅は意識して腹式呼吸をしたりせずに、自然に呼吸をしますが、次第に落ち着いた呼吸に変わっていきます。
❹ある程度、立禅で身体が緩む感覚が身についたら、さらに発展させて、
一般のトレーニングとは趣きの違った方法、意念活動(イメージ、想像する)で反応力を導き出していく練習も行います。
これを発展させていくと武術の稽古にもなりますし、日常生活に役立つ身体の使い方が身につきます。
・毎月第4金曜日
18時30分から21時30分
・一人の練習時間は1時間程度
時間内ならいつ来ていただいても大丈夫です。
・
一人一人の体調や体格に合わせて調整していきます。
参加費:2000円
毎月第4金曜日に開催予定
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