【概要】
戦後80年の今年、映画 『雪風 YUKIKAZE』 が上映されています。
駆逐艦雪風は、さまざまな戦いで殆どの艦艇が破壊される中、
ほぼ無傷で生き残った数少ない艦艇の1隻です。
今回は、雪風が参加した海戦を軸に、太平洋戦争の展開、およびその背景を掴めるような勉強会を目指します。
(※前回、体調不良のため日程を振り替えています。)
【スケジュール】
9:55 京橋プラザ区民館に集合
10:00〜 自己紹介など
10:10〜 「雪風と太平洋戦争」 勉強会
12:00 解散
(⇒ 希望者で、少時間ですが、勝どき~築地まで日本海軍ゆかりの地をめぐります)
【詳細】
雪風は、陽炎型駆逐艦の8番艦として、1939年3月24日に進水しました。
太平洋戦争では、海戦初頭のフィリピン攻略作戦から、
戦艦大和が沈んだ ”坊ノ岬沖海戦” まで参加し、殆どの艦艇が沈んでいく中、
無傷で残り、幸運艦の代表格として当時からその名を馳せました。
その背景には、艦長たちの冷静な判断・そして生きて帰ることを優先する思いがあり、
戦後 『雪風ハ沈マズ』 という小説になっています。
今回は太平洋戦争のたくさんの海戦の中から、雪風が参加した海戦を取り上げ、
それとともに太平洋戦争の展開について概説します。
参考文献は、児玉襄の 『太平洋戦争』 で、著書にある 「戦争をして戦争を語らしむる」 を主軸にお話できればと思います。
戦後80年を考える参考となれば幸いです。