■概要
戦後の宰相シリーズ8人目、安倍晋三。
今回は現在により近い人物を取り上げます。
翌日には、統一教会に焦点を当てた勉強会も企画しています。
日々のニュースでは当然見聞きしていたと思いますが、政策や人物について改めて振り返ってみましょう。
政策の分析というよりは、人物史となりますのでご了承下さい。
■スケジュール
10:00 集合
10:00〜 勉強会
12:00~ 解散
(→ 希望者で一緒に昼食)
■詳細
戦後最年少の52歳で首相に就任した安倍晋三は、8年8ヶ月の史上最長政権を樹立しました。
日米安保体制を確立した 岸信介 を祖父に持つ彼は、「美しい国」を目指して「戦後レジームからの脱却」を掲げます。
第二次政権では「アベノミクス」を目玉政策として国民の支持を集めつつ、「集団的自衛権の行使」の問題など、安全保障政策を大きく変革しました。
上記を含め、「教育基本法の改正」「働き方改革」「内閣人事局の創設」など、経済・社会・外交・官僚組織といった日本の課題全般に取組んだことも、安倍の長期政権の特徴です。
とりわけ外交での成果では目覚ましいものがあり、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の構想は、アメリカやヨーロッパの公式文書にも記載されました。
日本発の外交構想が世界にここまで浸透したのは初めてとも言われ、G7の中でもその外交的威光は際立ちました。
しかし、安倍一強・官邸主導の長期政権は、「モリ・カケ・桜」の問題を引き起こし、官僚たちは"忖度"によって発言力を失いました。
また、中国・ロシアとの外交問題やコロナ対策・アベノマスクなどには、評価が分かれる部分が多くありました。
統一教会との関係によって暗殺された最期は、栄光の長期政権に対して、まさに政権の影を印象付けた出来事でした。
平成・令和を代表する首相について振り返ることで、現在の政治について関心が深まるキッカケになると幸いです。
■マニアック度 ☆☆
・紙資料を中心に説明します
・当時の映像も所々に挟みます