■概要
戦後の宰相シリーズ7人目、田中角栄。
前編では、角栄が総理大臣に登り詰めるまでを取り上げ、
後編では、ロッキード事件などでの転落と田中の功罪について考えます。
角栄がいたら何を考え、どう実行するだろうか…時折、そんな待望論が持ち上がる。
そんな実行と決断の政治家、田中角栄を探訪していきましょう。
■スケジュール
10:00 集合
10:00〜 勉強会
12:00~ 希望者で一緒に昼食
■詳細
「皆さん、この新潟と群馬の境にある三国峠を切り崩してしまう。
そうすれば越後に雪は降らなくなる。切り崩した土は日本海に持って行く。
埋め立てて佐渡を陸続きにさせてしまえばいいのです。」
吹雪の中を馬ソリを走らせて、若き角栄が行った 「三国峠演説」 です。
突飛で夢のある演説に、地元新潟の住民は彼を記憶しました。
自身の名前で成立させた議員立法は、史上最も多い33本。
国土開発に強く、建築士法、ガソリン税法、原子力基本法といった、
国のインフラを支える法体系も、角栄が中心となり関与した法律です。
類まれなる記憶力・周到な根回し・財源までセットで考える構想力。
「コンピュータ付きブルドーザー」 「今太閤」 と持て囃されます。
佐藤政権で難航していた日米繊維交渉をまとめ上げ、
総裁選で対抗馬の福田赳夫を制し、総理大臣にのし上がります。
首相時代の日中国交正常化の実現は、人生のハイライトとなりました。
高等小学校を卒業後、上京して土木会社で働きながら勉強していた角栄。
彼の “天下人” へのきざはしを上る軌跡をたどりながら、
前に進むことが当たり前だった時代が残したものを感じられると幸いです。
■マニアック度 ☆☆
中学教科書レベルの知識があると良いかも。なくてもOK