【”終戦の日”企画】国葬の総理・旧吉田茂邸をめぐる！

今話題の”国葬”。
総理大臣経験者の国葬は戦後ただ1人、吉田茂に対して行われたものでした。
2人目に行われる予定なのが、ご存知の安倍元首相ですね。
終戦の日を記念して企画したものですが、図らずも時事と密接に絡んでくるものとなりました。

この2人、いくつか共通点があります。
・歴代でも長期間 首相を務めたこと
・首相を一旦退任した後で再登板したこと（吉田と安倍のみ）
・日本の国際的な地位を確立した（と評価される）こと
・憲法解釈によって、軍事的な重要決定をしたこと（警察予備隊、集団的自衛権）
・ときに強権も発動しながら混乱した社会の収拾に当たったこと

今回も予習をした後に、見学に行きます。
場所は旧吉田茂邸。
商業的成功を収めた養父から、吉田が11歳にして受継いだ邸宅です。
大久保利通の息子であり宮廷官僚である牧野伸顕の娘と結婚した吉田は、
宮廷人脈を持った外交官という特徴を持ちました。

戦前から米英に対する協調路線を主張して軍部から睨まれ、
戦後は外務大臣・総理大臣として、マッカーサーなどGHQ要人と戦いつつ協力しつつ、難しい舵取りに取組みました。
日本独立のための多くの妥協は、困難な時代の中で日本を前進させると共に、
現代に至るまで日本の国際関係や社会に様々な歪み・矛盾を持たせました。

困難な時代に己の信念を貫いた首相と戦後日本の出発点を学びましょう。

【当日の流れ】
①大磯駅で集合
②喫茶店などで予習（1時間半〜2時間）
③旧吉田茂邸を見学（一旦ここで解散）
④昼食を挟んで、大磯町郷土資料館などにも行く予定です。
④解散（希望者で夕ご飯に行きましょう）

歴史に興味がある方、散歩をしたい方、勉強をしたい方など。
どうぞご気軽にご参加ください。