『世界の果てに、くるま置いてきた』第3弾がABEMAで配信中である。今回は令和ロマンのくるまが初の海外渡航に挑む様子が描かれている。

くるまといえば、前人未到のM-1グランプリ2連覇を達成した令和ロマンのブレインというイメージが強い。タブレット端末にネタを記録する研究熱心な姿など、戦略的でクレバーな印象を与えてきた。

だが旅では体力を駆使し、半ば無計画に先へ進む場面も目立つ。1話では見知らぬ沼地に放置された直後、開始30分でくるまがはぐれて迷子になってしまい、スタッフが必死で探す事態になった。

当の本人は「進みすぎちゃった」とお気楽に戻ってくるマイペースさを見せ、その後は川に入り進むことを決意する。迂回せずビニール袋に荷物を入れ最低限の服装で川を渡るなど、ショートカットを厭わない直感的な行動が目立つ。

また海外が初めてで体力に自信がないはずだが、何でも食べ、どんな交通手段でも文句を言わない姿勢で現地の人と食事を楽しむ場面もある。こうしたギャップが視聴者の関心を集めている。