noteプラットフォームの集計で、令和ロマンが2025年の「好きな芸人ランキング」で3年連続の首位を獲得した。集計期間は2024年12月1日〜2025年11月30日で、投稿数・ユニーク著者・閲覧数・テキスト長などの定量データと、大規模言語モデルを用いた内容分析を組み合わせて評価が行われた。ファン投稿にはスケッチの構造解析やジョークの技術に関する深い考察が多く見られた。

見解・考察（推し活目線）

こういう結果を見て思うのは、「好き」は消費するだけでなく、説明したり分解したりして共有するとどんどん豊かになるということだ。令和ロマンのファンがネタの論理や構成を細かく書き起こしているのは、単なる称賛を超えた鑑賞の形であり、それ自体が推し活の楽しみの一つになっている。推しの漫才やスケッチをただ観るだけで終わらせず、好きなカットやフレーズをメモして短い考察をSNSやトークルームに投げてみると、新しい視点が返ってくるはずだ。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

具体的には、仲間と一緒にネタの再視聴会を開いたり、好きな場面をスクショして語り合うミニ企画を立てるのが手軽で効果的だ。初めての人も入りやすいように「一人参加歓迎」「初心者歓迎」の表記を入れれば、推し活の裾野が広がる。番組放送後のチェキ会的な小さなオフ会や、次のライブのチケット同行を予定化しておくと、推し活が画面の中だけで完結せず現実に根づく。イベント参加後に続けて会いやすい仕組みを作れば、同じ温度感の仲間が自然と増えていく。

ランキングは「熱量の見える化」でもある。自分の好きな部分を言語化して共有することは、推しを深めるだけでなく、新しい出会いや会う体験の入口にもなる。次の休日、「このネタについて語りたい」と言って集まれる場所をひとつ企画してみると、推し活がもっと楽しくなるはずだ。