本連載は放送作家・白武ときおが聞き手となり、令和ロマン・髙比良くるまの「笑いとウェルビーイング」を掘り下げるインタビューである。髙比良は1994年東京都生まれで、慶應義塾大学文学部在籍中に松井ケムリと出会い2018年に令和ロマンを結成した。

2023年・2024年の『M-1グランプリ』で史上初の連覇を達成し、2025年にフリーとして活動している。現在は『ラヴィット！』（TBSテレビ、木曜隔週レギュラー）や『永野&くるまのひっかかりニーチェ』（テレビ朝日）に出演し、インターネットラジオ『令和ロマンのご様子』（stand.fm）と『令和ロマンのUBUGOE』（Artistspoken）でMCを務める。

近著に『漫才過剰考察』（辰巳出版）がある。インタビューでは交換浴やストレッチといった具体的な健康習慣を日常に取り入れている点や、ロケで海外に行った影響で英語の勉強を始め、ChatGPTを活用して表現を工夫するなどの取り組みが語られた。さらに仕事の受け方やスケジュール管理についての実状にも触れ、休息と仕事のバランスを模索する姿勢が示されている。