生命が誕生してから40億年、地球上では幾度もの生命の危機が訪れました。それは主に地球外からやってきた小天体の衝突や火山などの地球内部の活動によりもたらされましたが、ときに生命活動そのものが引き金になったこともあります。しかし生命は、その都度、したたかにそれらの危機を乗り越え、絶滅したグループに代わるグループが新たに繁栄することを繰り返すことで、多様に進化を遂げてきました。
言わば、大量絶滅は生命の繁栄を促した現象だと捉えることもできるのです。本展では、その中でも規模の大きかった5回の「大量絶滅」事変(通称「ビッグファイブ」)を、化石や岩石に残された様々な証拠から紐解き、「生き物たち」の生存をかけた進化の歴史を辿ります。
「ビッグファイブ」をテーマとする特別展は、国立科学博物館では初めてとなります。各種の古生物や火山、古気候・古海洋などを専門とする国立科学博物館の研究者10名による監修で、様々な角度から5回の大量絶滅の謎に迫ります。
見どころ 1
国立科学博物館では初!
「ビッグファイブ」をテーマとする特別展
国立科学博物館では「ビッグファイブ」から生命進化の歴史をたどる特別展は初めての開催となります。
生命史全体をテーマとする特別展も実に10年ぶり。国立科学博物館の古生物研究者全員と火山の研究者が協力して、ビッグファイブの最新研究をご紹介します。
見どころ 2
迫力の展示演出!
会場では大きな地球儀「大絶滅スフィア」が皆様をお出迎えします。「大絶滅スフィア」は球形の映像展示で、地球史における「ビッグファイブ」をご紹介します。また、史上最大の絶滅の要因でもある火山活動を体感できる模型も展示いたします。
見どころ 3
デンバー自然科学博物館から日本初公開の標本が来日!
その他、国内から世界初公開となる貴重な標本も!
全米有数の自然史博物館の一つであるデンバー自然科学博物館の貴重な標本の数々をご紹介します。
日本からは全長約6mのステラーダイカイギュウの全身化石を世界初公開する
見どころ 4
モロッコでの発掘調査の成果を紹介!
本展のために大量絶滅と関連の深いモロッコにおいて発掘調査を実施。オルドビス紀の世界を垣間見ることができるフェゾウアタ化石群や、三葉虫などの採集標本のほか、三畳紀末の絶滅に関わる火山活動の調査結果などを世界初公開します。
当日の流れ
09:55 国立科学博物館前 集合
10:00 ~ 13:00頃 鑑賞&感想会(人数と天気によっては付近のカフェや公園でのピクニック等で考えています。ですが、当日の状況によって変更します)ののち、解散
参加費:500〜800
他にチケット代2300円がかかります。事前に各自で購入してもらうようお願いします。
■ 下記了承の上ご参加ください、よろしくお願いします
飲食代は各自でお願いします。
開始の6時間前の時点で最少催行人数を下回っている場合は中止となります。その場合は全額返金されます。場合によってはもっと早く判断することがあります。
営業、勧誘、ナンパ、迷惑行為がある場合はつなげーとに報告の上、今後のイベント参加は不可です。