イベントレビュー

今回の参加人数は、私を含めて7名。 遠方からの新規参加者が多めでした。 わざわざお越しいただき、ほんとにありがたいです。 20代・30代・40代・50代と、見事に世代がバラけて いて面白かった。 いろんな人がいるので、いろんな意見が飛び出します。 「そういう見方・考え方もあるのか〜」と 唸らされます。 そして何より、今回は、二次会(?)がありました! 二次会は、私を含めて4名の方が参加。 本の話より、ほとんどお仕事の苦労話で 盛り上がりました。 お互いに利害関係が無いので、忌憚のない (時には容赦のない)アドバイスの交換ができるのが、 この集まりのすごいところです。 しがらみが一切ないので、 本音で話せるんです。 家族や親友以外の人と本音で話せるって 快感ですよ、ホント。 なんだかんだ だらだら居座ったので、 一次会より二次会の方が長くなってしまいましたが(汗 ノンアルで、人見知りの方が多めでも、 こんなに楽しめるとは……! それにしても、やっぱり、人の(ちょっと踏み込んだ)話を 聴くっておもしろいですね。みんなドラマを抱えてる んですね。 ドラマを盛り上げるには、行動するしかないんですよね。 いつか、暖炉の周りでシャレオツな読書会したいです (ヒュッゲの真似事)。

2018/10/15  @あおい(ruralreader)

2ヶ月ぶりの読書会を開催しました。 今回もいろんな職種の方々が老若男女集まり、いろんな 興味深い話が聞けました。 老若男女という言葉がこんなにしっくりくる メンバー構成がかつてあっただろうか……。 遠方から家族連れでいらした方も。 ついてきていた小学生のお子さんが真剣に本を読んでいたのが印象的でした。 (読書会そのものは、お気に召さなかったようです…泣) 読書会終了後は、神栖の砂浜と風車をご家族で満喫されたようです。 参加いただいたみなさん、ほんとに ありがとうございました!

2018/09/10  @あおい(ruralreader)

ロシアがワールドカップで沸いてますが、神栖で6月度の 読書会を開催しました。 今回も、生活が豊かになる情報に満ちた2時間でした。 とりとめの無い雑談の中にこそ、真に面白い情報が 潜んでますね。 書かずもがなですが。 そんなにお金をかけなくても、お酒に頼らなくても、 楽しい交流会は開けるんです。 現状に不満があるなら、行動しないとですね。 「神栖(田舎)には何も無い!」と嘆くヒマがあったら、 自分でイベントやサークルを主催すればいいんですよね。 主体的な毎日を。 偉そうなこと書いてないで、そろそろいい加減ダイエット しないとマズいなあ……。 もうトシだし仕方ないか(言い訳)

2018/06/17  @あおい(ruralreader)

春ですね。 ひんやりミルクティーをお供に、神栖のカフェにて 読書会(という名の交流会)を開催しました。 初参加の方もお越しになり、最後まで賑々しい雰囲気で 進みました。 本を呼び水にした、とりとめの無い会話。 学校給食の話、高校時代の甘酸っぱい思い出話、 某工場の内部事情、いろんなミステリーの話。 世代・職業・性別がバラバラの方々が集まると、 どんな話題でも深まっていきますね。 今日も、主催者である私自身が楽しませてもらいました! 超絶人見知りな主催者による読書会、 次回の開催予定は『5月20日朝10時』です。 詳細を知りたい方は、お手数ですが、 『ruralbooks@yahoo.co.jp』までメールください。

2018/04/22  @あおい(ruralreader)

凍てつく外気を尻目に、適温の店内にて読書会を開催。 紅茶をちびちびやりつつ、ほっかほかのやりとりが 繰り広げられました。 以下、紹介本の記録です。リピーターさんにはほんとに 感謝感激です。 『婚活探偵』 →強面の私立探偵(こっそり婚活中)が、事件の謎を解くと 同時に、意中の女性の裏の顔まで暴いてしまうという コメディなミステリ連作短編集。ヒロインが毎回変わる ところなんか 寅さんシリーズを彷彿とさせます。 また、各編のサブタイトルがいちいち意味深です。 「頼む女」は、交流会等によく沸くので気をつけましょう。 『婚活中毒』 → 「暗黒女子」の著者による、婚活という沼にはまって いく人々を描いた作品。「とにかく幸せになりたい」の に、あらぬ方向へ展開します。婚活に限らず、自分の欲望 の捉えかたを誤ると、取り返しのつかない事態を引き起こ します。 『すべての始まり』 → 言わずとしれた 吉本ばななさんの最新エッセイ(幻冬舎 のWebマガジン 発)。「偉大な思想家・吉本隆明の娘」 という肩書きを野暮にしてしまった ばなな氏。 「多数派に向けて書かれていないため、心に刺さる言葉 が多い」と、紹介者の方。 本来、本とは、マイノリティに向けて届けられる コンテンツでした(売上市場主義に走り、規模を大きく し、自らの首を締め上げていくことになるのですが) エッセイは、下手な実用書よりも ためになりやすい。 ずっと記憶に残りやすいのもエッセイです。読んだ内容 と一緒に、「持続効果の高い感動」を味わえるため、 エピソード記憶になりやすいのかも。 『星の王子様』 こちらも言わずとしれた作品。 それこそ語るだけ野暮なので、あえて内容には触れません。 紹介者の方は幼少時代にはじめて読んだそう。 今回の読書会のためだけに、蔵出しされたとのこと。 大変ありがたい話です。 以下、本の紹介以外の発言ハイライト ・今日は本の話しなくていいんじゃないか? (本の紹介のくだりまでの雑談が盛り上がりすぎたため) ・現在のスマホ世代も、老齢を迎える頃には、紙の本を 読むようになるかも? →本は生き物としての感触が 残っているが、電子書籍は無機的で味気ない ・自分の本棚に、自分の価値観が凝縮されている喜びを もっと多くの人に知ってほしい→ミニマリストの風潮との 相関も気になるところ

2018/01/28  @あおい(ruralreader)

ぽかぽか陽気とまではいかない土曜のお昼前、今年 最後の読書会が開催されました。 今回の紹介テーマは、 「今年いちばん(複数可)良かった本」。 ・十一月の扉 → 先月に引き続き登場。 思春期の少女が 少しずつ大人へ近づいていくさまを丁寧に 描いた佳作です。「西の魔女が死んだ」に 近いテイスト。「十一月という狭間の季節と、 発展途上にある多感な主人公との対比が良い」 というコメントをいただきました。 ・勝手にふるえてろ →ドードー鳥好きのアラサー女子が、過去の甘美な 思い出(学生時代の片思い)に振り回される物語。 いい感じにこじらせてます。 著者の綿谷りさ氏ならではの描写も健在。 タイトルの意味を知りたい方は、是非ご一読を。 ・異世界居酒屋のぶ →すっきりしたのどごしの日本のビールは 異世界でも大好評。 異世界と標榜しつつも、 中世ヨーロッパ的な世界観らしいです。 異世界介護小説とかでるのも時間の問題かも。 ・群像 2017年9月号 →「主人公が、自分と良く似た男性を発見し、 想像を巡らせる」だけの短編小説等が収録 されてます。エンタメではないですが、 最後まで読ませる引力を帯びてます。 下宿先のおばあさんの親切に怖れるだけの お話は、いかにも現代的です。 ・なぜかミスをしない人の思考法 → ミスへのアプローチとして、 「作業をやりやすくする(できれば作業そのもの をなくす)」・「ミスに気づかせる仕組みをつくる」・ 「ミスが起きても最小限にとどめる仕組みをつくる」 のがキモだと述べています。 アメリカのパッカード社が「成功事例を追いかけて 逆に失敗した」事例も興味深かったです。 ・結果を引き出す 大人のほめ言葉 →「ふくしの介護センター( 神栖の居宅介護支援 事業所)」の代表取締役である野口さんにより 紹介された本です。 具体的な場面別の褒め方がたくさん載ってます。 婚活支援の教材として利用したいとのことでした。 ふくしのカフェという婚活イベント以外にも、 コーチング講座等も開催されているとか。 かつては椎名誠氏の事務所(本の雑誌)に勤めた こともあるそう。 本以外の話題でも、若者とのコミュニケーション 問題から下世話な話まで、ノンストップでゆったり 盛り上がりました。 ママ友募集中の方も、会社以外の人間関係を広げたい方も、 読書会への参加をおすすめします。文字を読むのが苦手な 方は本を持参しなくてもokです。

2017/12/28  @あおい(ruralreader)

本格的に冷え込んできましたが、暖かい喫茶店内で 読書会が開催されました。 今回から、毎月お世話になっているリピーター の方々に司会進行役を順繰りバトンタッチして いく運びになりました。 紹介されたのは、上の写真の本たち。 いずれも「秋」をテーマにして選んできて もらいました。 ・「美しい距離」山崎ナオコーラ → 最近読んでよかったとのこと。 余命短い妻と夫の時間、淡々とした描写の 中に夫婦のちょうど良い距離感が感じられる。 「ナオコーラは自分を客観的に見るような エッセイを書くが、小説にもそういったところ が現れてるように感じた」という発言が印象的 でした。 ・「ぐるぐる博物館」三浦しをん →つくばの博物館による きのこの展示を見に 行かれた体験から、 博物館に関するエッセイ を選ばれたそうです。 神栖にも博物館ほしい。 ・「流しのしたのほね」江國香織 →なんとサイン本。とにかくタイトルが秀逸。 何気ない日常を描いた小説や映画などが 大好きという新規参加者の方による紹介本でした。 ・「十一月の扉」 高楼 方子 →秋にちなんだものと思い読み始め、まだ読了 してないがかなりいい一冊になりそうとのこと。 著者の高楼氏は、江國氏も絶賛されている 児童文学作家らしいです。 ・「トリツカレ男」 →みんな昔はトリツカレ男(女)だった。 以下、実際に飛び出した発言ハイライト ・ストーリー、起承転結、因果関係がはっきり しない小説が好き ・色々な読書会に参加して来たが、10人いれば 10通りの読み方があると感じる ・本がなかったらどうなってただろう

2017/12/28  @あおい(ruralreader)

生憎の天気でしたが、ひたちなかにて読書会を開催。 参加者7名(新規の方5名)で、 終始和やかな雰囲気 でのおしゃべり会となりました。 今回はアラサー男女が多めの印象。 特に新規の皆さん が「本について話せる人が全然 周りにいないんですよ〜」と口を揃えていたため、 主催者冥利に尽きました。 久方ぶりの方にもお会いでき、感慨深かったです。 本の話題以外にも、アイドル・音楽・毒親・ お酒・フィギュアスケートなど多岐に渡り。 「キラキラネームの東大生はほとんどいない」 という説が飛び出したのが興味深かったです。

2017/12/28  @あおい(ruralreader)

蒸し暑い昼下がりでしたが、涼しいカフェの中で読書会を開催致しました。 有川浩さんの佳作「レインツリーの国」、人口減少社会の雇用問題についての提言書「宅配がなくなる日」、明治~大正時代にかけて天皇に仕えた女性による回顧録「女官」など、今回も多岐に渡るジャンルの本が並びました。 以下、読書会での発言ログです。 ・市場と社会は同じでは無い(アメリカのウォール街だけ栄えても、ペンシルバニア州の山合いの村は利益を享受しない) ・石油王はなぜ難民を支援しないの? ・戦争することはダサい ・本を読むことは、玉露づくりと一緒である → 一定期間日の目を見ない場所で過ごす(一人で読み、考える)ことで、高級な旨みや甘味(人間的な魅力やより豊かな人生観)を産生できる

2017/07/24  @ニックネーム未設定

第4回読書会を開催しました。 今回も三々五々からおすすめ本が集まりましたが、偶然にも「装丁に強烈な個性がある」という共通点が浮かびあがりました。興味を持ってもらうために第一印象(装丁・タイトル)が肝要なのは人間も同じだと再認識させられました。 会の後半は、参加者それぞれのお仕事事情に耳を傾けました。ネットやテレビでは体感できない生の声を得られるので、非常に興味深かったです。 現代の読書会の形式は、17世紀イギリスの片田舎に暮らす貴婦人たちのおしゃべり会の頃からほぼ変わっていないそうです。個人的には、田舎の方が読書会との親和性が高いような感触があります(集まる人数以外)。

2017/06/25  @ニックネーム未設定