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クリスマス前に


ぽかぽか陽気とまではいかない土曜のお昼前、今年
最後の読書会が開催されました。


今回の紹介テーマは、
「今年いちばん(複数可)良かった本」。




・十一月の扉
→ 先月に引き続き登場。 思春期の少女が
少しずつ大人へ近づいていくさまを丁寧に
描いた佳作です。「西の魔女が死んだ」に
近いテイスト。「十一月という狭間の季節と、
発展途上にある多感な主人公との対比が良い」
というコメントをいただきました。




・勝手にふるえてろ
→ドードー鳥好きのアラサー女子が、過去の甘美な
思い出(学生時代の片思い)に振り回される物語。
いい感じにこじらせてます。
著者の綿谷りさ氏ならではの描写も健在。
タイトルの意味を知りたい方は、是非ご一読を。




・異世界居酒屋のぶ
→すっきりしたのどごしの日本のビールは
異世界でも大好評。 異世界と標榜しつつも、
中世ヨーロッパ的な世界観らしいです。
異世界介護小説とかでるのも時間の問題かも。




・群像 2017年9月号
→「主人公が、自分と良く似た男性を発見し、
想像を巡らせる」だけの短編小説等が収録
されてます。エンタメではないですが、
最後まで読ませる引力を帯びてます。
下宿先のおばあさんの親切に怖れるだけの
お話は、いかにも現代的です。





・なぜかミスをしない人の思考法
→ ミスへのアプローチとして、
「作業をやりやすくする(できれば作業そのもの
をなくす)」・「ミスに気づかせる仕組みをつくる」・
「ミスが起きても最小限にとどめる仕組みをつくる」
のがキモだと述べています。
アメリカのパッカード社が「成功事例を追いかけて
逆に失敗した」事例も興味深かったです。





・結果を引き出す 大人のほめ言葉
→「ふくしの介護センター( 神栖の居宅介護支援
事業所)」の代表取締役である野口さんにより
紹介された本です。
具体的な場面別の褒め方がたくさん載ってます。
婚活支援の教材として利用したいとのことでした。
ふくしのカフェという婚活イベント以外にも、
コーチング講座等も開催されているとか。

かつては椎名誠氏の事務所(本の雑誌)に勤めた
こともあるそう。











本以外の話題でも、若者とのコミュニケーション
問題から下世話な話まで、ノンストップでゆったり
盛り上がりました。



ママ友募集中の方も、会社以外の人間関係を広げたい方も、
読書会への参加をおすすめします。文字を読むのが苦手な
方は本を持参しなくてもokです。

2017/12/28 (木)

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