好きな本を紹介しあいませんか?
本格的に冷え込んできましたが、暖かい喫茶店内で
読書会が開催されました。
今回から、毎月お世話になっているリピーター
の方々に司会進行役を順繰りバトンタッチして
いく運びになりました。
紹介されたのは、上の写真の本たち。
いずれも「秋」をテーマにして選んできて
もらいました。
・「美しい距離」山崎ナオコーラ
→ 最近読んでよかったとのこと。
余命短い妻と夫の時間、淡々とした描写の
中に夫婦のちょうど良い距離感が感じられる。
「ナオコーラは自分を客観的に見るような
エッセイを書くが、小説にもそういったところ
が現れてるように感じた」という発言が印象的
でした。
・「ぐるぐる博物館」三浦しをん
→つくばの博物館による きのこの展示を見に
行かれた体験から、 博物館に関するエッセイ
を選ばれたそうです。
神栖にも博物館ほしい。
・「流しのしたのほね」江國香織
→なんとサイン本。とにかくタイトルが秀逸。
何気ない日常を描いた小説や映画などが
大好きという新規参加者の方による紹介本でした。
・「十一月の扉」 高楼 方子
→秋にちなんだものと思い読み始め、まだ読了
してないがかなりいい一冊になりそうとのこと。
著者の高楼氏は、江國氏も絶賛されている
児童文学作家らしいです。
・「トリツカレ男」
→みんな昔はトリツカレ男(女)だった。
以下、実際に飛び出した発言ハイライト
・ストーリー、起承転結、因果関係がはっきり
しない小説が好き
・色々な読書会に参加して来たが、10人いれば
10通りの読み方があると感じる
・本がなかったらどうなってただろう
2017/12/28 (木)