結成15周年を迎えたNMB48は、32ndシングル『青春のデッドライン』を11月12日に発売した。塩月希依音（19）が2度目の単独センターを務め、10月のメンバー投票で3代目キャプテンに就任したことが明らかになっている。塩月は加入8年目で、キャプテン就任とシングルでの役割に責任感を示している。

表題曲はストーリー仕立てのミュージックビデオが印象的で、塩月は「心に刺さる歌詞」があることや解釈の幅を見どころに挙げている。心機一転として金髪ショートヘアへのイメージチェンジを敢行し、MVではウィッグを用いた黒髪と金髪の対比で表現している点も注目される。

泉綾乃（20）はフロントの2番手としてセンターを支える思いを語り、芳賀礼（19）は楽曲を「自分と向き合う曲」と受け止めたと述べている。初選抜の龍本弥生（20）は選抜入りを目標にしてきた思いを明かし、グループの当面の目標に大阪城ホールでのライブ開催を掲げている。

一方で2代目キャプテンの小嶋花梨（26）は20日の劇場公演をもって卒業する予定であり、世代交代の動きが加速している。今月には11期生11人のお披露目も行われ、新体制と新星世代を中心に新たなNMB48像を打ち出していく構えである。