NTTテクノクロスはJTB、ビットトレード、株式会社DHの協力のもと、推し活と地域活性化を結ぶ実証実験「AKB48×広島寄り道イベント」を実施し、その結果を発表した。

イベントは「AKB48 20th Year Live Tour 2025 ～PARTYが始まるよ～」広島公演に合わせ、9月15日に行われた広島公演期間の9月15日から17日まで実施されたものである。

参加ファンは事前に「ファンNFT」を取得し、広島の対象ショップを訪れてコンテンツ取得用二次元バーコードをスマートフォンで読み込むことで、AKB48メンバーの限定デジタルコンテンツを獲得できる仕組みであった。

実証実験の結果、参加者は平均3店舗を回遊し、93％が店舗で買い物を行い、96％が「広島の魅力に触れることができた」と回答した。

地域の店舗側からは「新規来店のきっかけができた」「売上増の効果を感じた」との報告があり、今後のコラボレーション企画に前向きな声が上がっている。

記事は、取得したNFTがNon-Fungible Tokenの略であること、ブロックチェーン上でデジタルコンテンツに唯一無二の価値を与える技術であることにも触れている。

NTTテクノクロスと参加企業は、今回の実証結果を踏まえ、プラットフォームの事業化やプレ商用化に向けた検討を進める計画である。