12月4日から7日にかけて東京・日本武道館で開催された「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館～あの頃、青春でした。これから、青春です～」では、OGの大集合やユニット復活といった見どころの一方で、現役メンバーの成長が顕著に現れた。記者は連日取材を行い、最終日には現役メンバーのみで歴代曲を20曲ノンストップ披露し、最後に「根も葉もRumor」を踊り切ったことや、倉野尾成美の「悔しさ」を語る言葉を取り上げている。OGからも現役パフォーマンスへの称賛が寄せられた。

ファン目線で言えば、このコンサートは“過去と今が交差するイベント”だったと受け止めると楽しみが広がる。OGのサプライズや豪華な集結に歓喜するのはもちろん、現役が疲労の中で20曲を繋げた瞬間には、その努力や覚悟をより深く味わいたい。セットリストや演出を切り口に、推しの“今”と“これから”を語る観察ノートを作ると次の楽しみが生まれる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。SNSでの感想共有や、今週末に同じテンションの人と会える場での語り合いは、画面越しの興奮を現実に落とし込む最高の方法だ。現場に行けなかった人は、当日の衣装や曲順を再現したプレイリストや踊ってみた動画企画を仲間と作るのもおすすめ。一人参加歓迎の集まりで初めて顔を合わせるだけで、推し活はぐっと続きやすくなる。次の公演や関連イベントを予定化して、仲間と現場での「ここが好き」を増やしていきたい。