NHKは第76回「紅白歌合戦」の曲目を発表した。AKB48は20周年を記念して「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」を織り込んだ『AKB48 20周年スーパーヒットメドレー』を披露する。番組は大みそかに放送される予定である。

この発表を受けて、推しを全力で楽しむ側の視点から言いたいことが山ほどある。まず、ヒット曲のメドレーは単なる懐メロ再生ではなく、ファン同士で思い出を共有する絶好のきっかけになる。友だちを誘って家で紅白観戦会を開き、メドレーのパートごとに歓声ポイントを決めたり、歌詞カードで一緒に歌って盛り上がるだけで、その夜の記憶が濃くなる。コスプレや推しカラーの小物を用意すれば、画面越しの一体感が生まれてより楽しい。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

個人的には、メドレーを事前にプレイリスト化してカラオケで順番に歌ってみるのがおすすめだ。短時間で名曲を巡る構成は、みんなで順番にパートを分け合うのにちょうどよいし、新しい世代のファンが参加しやすい。もし一人でも「観たい！」という気持ちがあるなら、一人参加歓迎の観覧会やSNSで同時視聴コミュニティを探してみるといい。会う体験やイベント化することで、推し活は画面の中だけで終わらず現実の輪が広がっていく。年末の紅白という区切りを使って、次のオフ会やカラオケ企画の予定を立ててみてはどうだろうか。翌年のライブ参戦や推し活のモチベーションにもつながるはずだ。