特集ドラマ「火星の女王」の新キャストが発表された。スリ・リンや菅田将暉に加え、UA、松岡茉優、鈴木亮平ら豪華な顔ぶれがそろう。

原作は小川哲のSF小説で、舞台は2125年である。人類が火星に移住して40年が経過し、ISDA（イズダ＝惑星間宇宙開発機関）の支配や超常現象が描かれる設定である。

スリ・リンは火星出身で目が不自由なリリ-E1102を演じ、菅田将暉は地球で暮らすISDAの職員・白石アオトを担当する。鈴木亮平はラジオに出演する人気俳優でありDJのミドリ-E0106を演じ、松岡茉優はコミュニティラジオのDJ・デイル-E0302を務める。

UAは火星開拓初期に作られた互助組織・コクーンの創設者エマ役で参加する。シム・ウンギョン、岸井ゆきの、菅原小春、宮沢氷魚、松尾スズキ、滝藤賢一、宮沢りえ、吉岡秀隆らもキャストに名を連ねる。

新たな出演者としてサンディ・チャン（ファン・ユートン役）やデイェミ・オカンラウォン（ルーク・マディソン役）らの参加が発表された。高橋李依が語りと劇中に登場する小型AI端末“モビィ”の日本語音声を務め、劇内ではホエール社製のイヤフォン型モビィが広く用いられる設定である。

主題歌は君島大空 坂東祐大 yuma yamaguchi feat. ディスク・マイナーズによる「記憶と引力」である。全3回の本作はNHK総合およびBSプレミアム4Kで12月13日より3週連続土曜22時に放送される。脚本は吉田玲子、演出は西村武五郎と川上剛が務める。