29日深夜に放送された中京テレビ「人間研究所」（後0・44）にお笑いコンビ「さや香」の新山（33）が出演した。番組は「ホモサピ万博」コーナーで人気ものまねタレントを取り上げ、ゲストにほいけんたが登場した。

VTRでほいけんたが「大金稼ぎに成功している」と紹介される場面があり、ほいけんた自身は「大金かどうかわかりませんけども、ものまねで食べてる人はたくさんいる」と語った。番組画面にはほいのディナーショーの条件が表示され、60分2回公演、各180名前後で1人26000円と示された。

この金額表示にMC陣は「えぇ!?」「たっか…」「いや引くわ」と驚きを示し、新山も「えっ!?」と反応した。画面には「※参考」としてさや香の単独ライブが1人1500円～2000円とも表示され、時間は60分で同じである点が強調された。

新山は「僕らネタ全部自分らで作ってるんですよ。マネではなく0から1にしてるんですよ!」と制作の手間を訴え、金額の差に納得がいかない様子を見せた。ほいけんたが「我々だってネタは作りますよ」と反論すると、ほいの指摘に対して新山は「コント、漫才の文化があります。でも、それはディナーショーのパッケージと文化なんです。ここにプラス『キャラ』が乗っかってるから…もう一個楽ですけどね」と応じ、議論が続いた。番組は業界内の収入構造や文化の違いを浮かび上がらせる内容であった。