興行通信社が発表した10月24日～26日の国内映画観客動員ランキングで、『チェンソーマン レゼ篇』が6週連続で首位を維持した。週末3日間の動員は約25万4000人、興行収入は約3億9900万円で、累計では動員469万人、興収71億円を突破した。

同作は24日からScreenX、ULTRA 4DX、英語字幕版の上映が始まり、アジア各国では9月24日から公開されている。韓国では劇場版アニメの歴代興収第7位に入るなど国際的な成績も挙げており、全米でも10月24日の公開で初登場1位を記録した。

2位には『秒速5センチメートル』が入り、週末の動員は約15万8000人、興収は約2億2200万円、累計では動員102万人、興収14億円となった。3位は『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』で、週末動員は約11万9700人、興収約1億9600万円、累計動員2554万人、興収371億円を突破している。

4位にはスタジオジブリの『もののけ姫』が4KデジタルリマスターでIMAX上映を開始してランクインした。5位は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを、君に』、6位にはTWICEのドキュメンタリー『ONE IN A MILL10N』が入っている。期間限定上映やリバイバル企画が続く中、上位作品の興行動向が引き続き注目される結果である。