日産は2025年10月9日、10月末より東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「ジャパンモビリティショー（JMS）2025」への出展概要を発表した。会場では多数のニューモデルとともに、ブランドを代表するFRスポーツセダン「スカイライン」が展示される予定である。

スカイラインは1957年に初代モデルが登場して以来、グランドツーリング（GT）カーとして65年以上にわたり世代を重ねてきた。現行のV37型は2013年11月に発表された13代目である。

発表によれば展示されるのは高性能仕様「400R」の新たな特別仕様車で、超パワフルな「400馬力超え」のV6ターボが注目点となっている。現行モデルでは405馬力を発揮する3リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載の高性能仕様「400R」が設定された経緯がある。

また、2019年には同一車線内ハンズオフ可能な先進運転支援機能「プロパイロット2.0」をハイブリッド車に初搭載したことが報じられている。一方で近年はモデル規模が縮小しており、2022年にはプロパイロット2.0搭載モデルを廃止しハイブリッドモデルもなくなった。

さらに2023年8月には、スカイライン400Rをベースに専用チューンを施した1000台限定の高性能モデル「スカイライン NISMO」と100台限定の特別仕様車が登場している。今回のJMSでの公開はスカイラインの歩みと最新の高性能仕様を示す場となるだろう。