日産は2025年10月9日、10月末に東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー（JMS）2025」への出展概要を発表した。出展車両は多数予定されているが、ブランドを代表するFRスポーツセダン「スカイライン」も展示されるという。

特に注目されるのは高性能仕様「400R」の新たな特別仕様車で、記事は現行V37型“ファイナル”を予感させる限定車「400R“リミテッド”」に注目していると伝えている。

スカイラインは1957年に初代が登場し、国内メーカーの乗用車では長い歴史を持つ。現行V37型は2013年11月に発表された13代目にあたり、2019年にはハイブリッド車に設定して同一車線内ハンズオフ可能な先進運転支援機能「プロパイロット2.0」を国産車で初搭載した実績がある。

同年には405馬力を発揮する3リッターV型6気筒ツインターボ搭載の高性能仕様「400R」も設定された。近年はプロパイロット2.0搭載モデルの廃止やハイブリッドモデルの整理でラインアップが縮小する動きも見られるが、2023年には400Rをベースに専用チューンを施した1000台限定の「スカイライン NISMO」や100台限定の特別仕様車を展開した実績もある。

JMS会場では詳細な仕様や展示車の細部が正式に発表される見込みである。