キリンビールが次世代定番ビール「キリングッドエール」を発売する。350mL缶と500mL缶の2サイズで展開される。

商品はリッチ＆フルーティを掲げ、フルーティな味・香りと後味のよさの両立を目指している。発売に合わせて2025年10月7日に発表会が開かれ、代表取締役社長の堀口英樹氏と副社長 常務執行役員の山形光晴氏が開発の経緯や特徴を説明した。

堀口氏は「ビールには人と人をつなぐ力がある」と述べ、『グッドエール JAPAN』の活動とともに日本の未来を明るくしたいと語った。山形氏は物価上昇が続く中でもちょっとしたご褒美を求める消費動向を踏まえ、日常的に手が届く価格帯で新たなおいしさを提供する意図を示した。

味わいの実現には希少なCryo Hop（クライオホップ）を初めて採用し、香り成分のルプリンだけを取り出す特殊加工を用いている。ブライトアロマ製法で発酵中にクライオホップを漬け込むことで、苦味や雑味を抑えたフルーティな味わいと香りを実現したと説明された。

発表会には新テレビCMに登場する綾瀬はるか、鈴木亮平、浜辺美波が出席し、楽曲提供を行ったMrs. GREEN APPLEの大森元貴、藤澤涼架、若井滉斗も登壇した。綾瀬はるかは撮影を振り返り「エキストラを含むみなさんと歌って飲んで、何度も乾杯ができて楽しかった」とコメントした。

また、同ブランドは売上の一部を寄付し、47都道府県と連携して地域活動を継続的に支援する『グッドエール JAPAN』の取り組みを掲げている。テーマソングは「GOOD DAY」で、発表会では楽曲に絡めた撮影のエピソードも紹介された。