AKB48のメンバーが浪江町などを訪れ、県産品の魅力を発信するための活動を行った。道の駅なみえを訪れたのは、県内出身の大賀彩姫さんらAKB48の4人で、イベントなどを通して県産品の魅力を発信しようと、国の補助金を活用して企画された。

メンバーは来年1月に都内で開催予定のイベントに向けて、会場で販売する商品を探すなど具体的な準備を進めた。浪江町では地元の名物に触れる場面もあり、メンバーはなみえ焼そばを作って吉田町長にふるまった。

吉田町長は「うまいね！（おお、よさそう）」と述べ、地元の味を確認した。また、AKB48・大賀彩姫さんは「福島は本当においしいものもたくさんで自然も豊かで魅力がたくさんの場所なので是非、来て体験して食べて行ってほしいと思います」と述べ、観光誘致への期待を語った。

訪問ではアメリカ発祥のピックルボールを通して町の小学生らとも交流があり、地域との接点を深める場面が見られた。今回の活動は地元産品のPRと住民との交流を目的としたもので、都市部での発信や販売につなげる狙いがある。報道では今後も活動の様子が伝えられる見込みである。