秋元康氏とAI秋元康氏が、AKB48の楽曲プロデュースで対決する日本テレビ系の特番が15日午後3時55分から放送される。両者は作詞やメロディー選定、選抜メンバーやセンターの人選までそれぞれ行い、完成した2曲で勝敗を争う。

対決曲は「セシル」と「思い出スクロール」で、番組は特設サイトでの一般投票の集計結果を踏まえ、勝者のみをデジタル配信するという形式を採る。視聴者投票の結果は番組内で運命の発表として扱われる。

スタジオには秋元氏本人に加え、ヒロミ、指原莉乃、ジェシー、ヒコロヒーらが出席し、各曲に込めた思いや制作過程を見守る。指原は企画を「THE・AKBだ」と評価し、かつての選抜総選挙との違いや現在のAKB48の魅力について語った。対決は作家としてのセンスとAIの分析の差が注目される構図となった。

秋元氏はAI作詞の楽曲について「（AIの曲も）いい曲だなと」と語り、AI秋元康も「新しい論点が見えた」と冷静に分析している。番組は人類とAIの関係性を映すエンタテインメントとして、どちらの楽曲がファンの支持を得るかを提示する。