鈴木亮平主演の劇場版『TOKYO MER～走る緊急救命室～南海ミッション』が、9月7日までの公開38日間で観客動員345万9600人、興行収入46億5801万8200円を記録し、前作を超える大ヒットとなった。2023年公開の劇場版第1作『TOKYO MER～走る緊急救命室～』（興収45.3億円）を上回る興行成績である。

本作はドラマ『TOKYO MER～走る緊急救命室～』の劇場版第2弾で、喜多見幸太役の鈴木亮平をはじめ賀来賢人、菜々緒、石田ゆり子らが続投している。新たに南海MERチーフドクター候補・牧志秀実を江口洋介、看護師の常盤拓と知花青空役に高杉真宙と生見愛瑠、麻酔科医・武美幸役に宮澤エマ、島の漁師・麦生伸役に玉山鉄二が参加する。

公開を記念して劇場版冒頭で流れる約1分間の映像が東宝公式YouTubeチャンネルで期間限定公開された。映像はこれまでのMERの歩みの振り返りや南海MERの誕生、離島をめぐる南海MERに欠かせないNK0（フェリー）とNK1（ERカー）を紹介する内容となっている。

映像のナレーションを担当するのは声優の関俊彦で、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨役、『忍たま乱太郎』の土井半助役、『NARUTO－ナルト－』のうみのイルカ役、『仮面ライダー電王』のモモタロス役などで知られている。ナレーション映像は劇場公開後から観客の間でも話題となり、公式公開は9月30日までの期間限定である。

先日、劇場版第3弾の公開も発表されており、本作の好調な成績と新映像の公開でシリーズの勢いが続いていることが明確になった。