内木志（こころ、28）が10日、東京・中野のテアトルBONBONでサンケイスポーツの取材に応じ、主演舞台「Late Summer Sunset」（演出・津田幹土）をPRした。今作の上演は11～21日で、主演は約1年ぶりとなる。亡くなった両親から引き継いだ海辺のカフェの閉店を考える主人公の凪咲役を演じ、常連客や友人らとの夏の終わりの交流を描く。上演は2チームに分かれて計16公演を予定している。過去には舞台「ため生き2022」で海を舞台にした作品に主演した経験があり、当時の反抗期の女性とは対照的な凪咲を「すごくいい子で頑張り屋さん」と説明した。自身と凪咲の共通点については「人に助けを求めなくて、弱さをみせないところ」を挙げ、悩みは相談せず時間が経てば寝て忘れると語った。またストレス発散法は「『マリオカート』とかのゲームでめっちゃ声を出します。ジェットコースターも大好きで、乗って声を出すもの好き」と述べている。現在は女優業と並行してスタイリストの仕事もこなし、11月21日公開の出演映画「月のこおり」（堂野アキノリ監督）では衣装にアイロンをかけるなど手伝った。その際、スタイリストから「めっちゃ助かりました」と言われ、別の映像作品の現場に誘われるなど評価を得ている。スタイリスト業を通じて撮影の流れやカメラの配置など全体が見える点を学び、「いろんな現場に行くとさまざまな作品に出会うので、私もいろんな作品に出演したいという意欲も増します」と女優業の原動力になっていると語った。11月20日からは東京・三越劇場で舞台「新撰組日記 壬生のほたる」に出演する予定である。