STU48の池田裕楽は、自身の夢の一つであったマツダスタジアムでの国歌斉唱を7月に実現した。広島県出身の彼女は、幼少期からカープの試合観戦の思い出を持ち、応援席のファンからの声援に背中を押されながら舞台に立ったことに感謝の気持ちでいっぱいだと語っている。

また、今年の夏には舞台『夕凪の街 桜の国』に出演し、広島での原爆投下80年の節目に重いテーマに挑戦。広島の戦争の記憶を描いたこの作品を通じて、舞台を訪れたファンが広島の歴史に触れる機会となったことを喜びとしている。全10公演を完走し、東京・広島両公演の千秋楽ではスタンディングオベーションが贈られた。

歌唱や演技の面で成長を求めて挑戦を続けていく意志を示し、より多くの人に自身の名前を知ってもらうことを目標としている。

さらに、8月27日に発売されるSTU48の12枚目シングル『傷つくことが青春だ』の選抜メンバーに選ばれ、瀬戸内の魅力やグループの楽曲を広く伝える活動を期待されている。

STU48の一員として芸術と地域への貢献を融合させ、ファンとの絆を深めながら活動を展開していく姿勢が印象的である。