瀬戸内を拠点に活動するSTU48の4期研究生18名が、12月20日に広島・BLUE LIVE HIROSHIMAで初の単独公演「さあ 未来を探しに行こうか？」を開催した。公演は昼夜の2回、12名編成で実施され、18名のうち両公演に出演するのは6名のみで他は入れ替え制となった。公演に至るまでの過程はSTU48公式YouTubeで「希望」「宝物」「光」「出航」の全4エピソードとして公開され、固定メンバー発表の瞬間や練習風景がドキュメンタリーで描かれている。

新メンバーの“始まり”を意識したセットリストはSTU48楽曲のみで構成され、自己紹介コーナーやユニット曲で“好き”をテーマにした演出が取り入れられた。メンバーの素直な感情や葛藤が観客に伝わる内容となっている。

ここからは推し活視点での楽しみ方。まずドキュメンタリーは“成長の物語”を追う最高の材料なので、全4話を通して推しの表情や変化の流れを味わってほしい。単発のライブ映像だけでなく、練習→葛藤→発表までを追うと、推しへの愛が深まる瞬間が必ずある。公演は入れ替え制で観られるメンバーが限られるからこそ、友達と役割を分けて複数回行くのもアリだし、行けない日は同じ温度感の人とオンライン視聴会を開いて感想を語ると一気に熱が加速する。

「誰かと語る」ことが推し活を続ける鍵なので、今週末にでも気軽に集まれる場や一人参加歓迎のイベントに顔を出してみるといい。視聴会→現地参戦→次の企画を自分で立てる、という流れが作れると、推しとの関係が画面の外にも広がっていく。固定メンバーに選ばれた子もそうでなかった子も、今後の伸びしろが本当に楽しみなので、仲間と一緒に長く見守り応援していきたい。