瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループSTU48が、被爆80周年記念事業の一環として「紙屋町まちかどピアノ」ラッピングリニューアル記念コンサートに出演した。

このコンサートは広島の戦争被害を忘れず、平和を願う気持ちを込めたものだ。

紙屋町まちかどピアノは1967年制作の大きなピアノで、戦後に広島の音楽喫茶「Musica」で親しまれた歴史的な楽器である。

このピアノは2020年に紙屋町シャレオに設置され、地域の人々に希望と勇気を与え続けている。

STU48は「平和文化大使」として任命されており、このコンサートが平和文化大使としての初の公式活動だった。

参加メンバーは岡田梓、岡村璃央、来島優佳、兵頭葵、諸葛葵で、平和への思いをパフォーマンスに込めた。

活動拠点の瀬戸内を中心に、地元に根付く文化や歴史を大切にするSTU48にとって、今回の出演は特別な意味を持つものとなった。

推し活のファンにとっても、アイドルの平和への取り組みや地域との結びつきを感じられる貴重な機会であった。

今後もSTU48は、地域文化の発信や平和啓発活動を通じて、ファンと共に歩みを進めていくことが期待されている。