上野の国立西洋美術館にて開催される「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」は4つの見どころがある展覧会です。
1. 「印象派=風景画」というイメージを越えて
多くの人が「印象派」と聞くと、屋外で光や空気を捉えた風景画を思い浮かべるでしょう。ところが本展では、室内の空間——リビング、アトリエ、サロン、温室など——に着目しています。19世紀後半のパリ、都市化・近代化が急速に進む中で、画家たちはこの「私的/半私的な室内空間」にも眼を向けていたのです。
この観点から見ると、印象派の作品がまた違った“物語”を持っていることに気づけます。
2. 世界的コレクション、約100点が来日
本展では、フランス・オルセー美術館所蔵の傑作約68点を中心に、国内外の重要作品を加えた約100点が展示されます。しかも、オルセー所蔵の印象派コレクションがこの規模で来日するのは約10年ぶりという希少な機会。
3. 日本初公開・注目作品も多数
中でも、エドガー・ドガの《家族の肖像(ベレッリ家)》が日本で初めて展示されることが発表されています。この作品はドガの才能が若くしてあらわれた大作で、室内空間における家族/集団の構図や視線のやりとりが印象的です。
他にも、クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、エドゥアール・マネらの名作が揃っています。
4. テーマ別に「室内をめぐる物語」を展開
展覧会は、例えば以下のような章立てで「室内」というテーマを掘り下げます:
肖像/人物像としての室内空間
日常生活・女性像・家庭という室内
室内に差し込む外光・温室・バルコニーなど“半屋外”的な室内
装飾・インテリア・壁面芸術としての室内空間(絵画が“暮らしの中”にどう関わったか)
こうした視点で観ると、作品の「空間」「時間」「生活の痕跡」がこれまで以上に豊かに伝わってきます。
みんなで見に行ってみましょう!画家同士の人間関係やざっくりした美術史解説もつけます、聞かなくても大丈夫です☺️
当日の流れ
09:25 国立西洋美術館前 集合
09:30 ~ 11:30頃 鑑賞
11:30 ~ 12:00館内カフェすいれん(状況によって変更になる場合もあります)で感想会ののち、解散。なおカフェなどでの飲食代は各自で負担をお願いします。
参加費:500〜800
他にチケット代2300円がかかります。事前に各自で購入してもらうようお願いします。
■ 下記了承の上ご参加ください、よろしくお願いします
カフェなどでの飲食代は各自で負担をお願いします。
開始の6時間前の時点で最少催行人数を下回っている場合は中止となります。その場合は全額返金されます。場合によってはもっと早く判断することがあります。
営業、勧誘、ナンパ、迷惑行為がある場合はつなげーとに報告の上、今後のイベント参加は不可です。