・全然知らない世界なので知ってみたい
・美術館になれていなくていろいろきいてみたい
・美術鑑賞が好きな人とつながりたい
・感想をシェアしたい
・気分転換に参加してみたい
という方を対象としたイベントです😃
■ 今回の内容
展示、シアター、入館料すべて無料です。前半は美術品鑑賞、後半はシアター鑑賞(お勉強)をします。
特集展示:音を観る ―変化観音と観音変化身―
『法華経』観世音菩薩普門品かんぜおんぼさつふもんぼんでは、観音は衆生しゅじょうの「音声おんじょうを観て」皆に解脱げだつを得させたといいます。「音を観る」ことができる、「観音」とはその神通力じんずうりきを象徴した名をもつ菩薩です。
特集展示“音を観る”では、六観音のうち十一面観音の彫刻と、聖しょう観音、千手観音、准胝じゅんでい観音、如意輪にょいりん観音の絵画を展示しました。このうち、如意輪観音の画像は2点。ひとつは繊細で優美な表現が特徴で、金泥きんでいと切金きりかねが用いられた鎌倉時代の優品です。もうひとつは向って左下に訶梨帝母かりていもを描いた珍しい作品です。
観音は如来の脇侍きょうじとして配される場合もあり、その作例も並べました。また、観音がまったく異なった姿に変化する三十三応現身おうげんしんも生み出されました。本展ではそのひとつである梵王身ぼんのうしんの彫刻を展示いたします。
https://www.hanzomonmuseum.jp/exhibits/special.html
シアター①『曼荼羅描かれた密教世界』
今からおよそ2500年前のインドにおいて、釈迦の悟りから「仏教」が誕生し、時代の経過とともに、インド古来の宇宙観や信仰をも包み込み「密教」が登場します。この密教の教義、修行に不可欠とされたのが、「曼荼羅」です。
「胎蔵界曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」。異なる起源を持つ二つの曼荼羅は、中国、唐(とう)の時代に僧・恵果(けいか)の手により「両界曼荼羅」として統合され、弟子である弘法大師空海に受け継がれ、日本へと伝わりました。今なお、密教の奥義を授ける儀式や人々の願いをかなえるための法要で「曼荼羅」は用いられています。
本作品では、半蔵門ミュージアム所蔵の「両界曼荼羅」の詳細な構造に迫り、さらに曼荼羅に描かれた密教世界を紹介します。
シアター②『大日如来坐像と運慶祈りと美、そしてかたち』
救いを求める人々の祈りから作られた仏像は、ガンダーラから中国、朝鮮を経て日本へとわたり、多様で繊細な仏像彫刻の歴史が展開し、花開いたのです。
なかでも天才仏師と呼ばれた運慶は、過去の造形や技法を学びつくし、そこに新たな構想を加え、作品ごとに進化し他の追随を許さない、表現を重ねてきました。
映像では、運慶の作品の特徴を、真如苑真澄寺蔵の大日如来坐像(重要文化財)に施された玉眼、割矧ぎ造り(わりはぎづくり)の技法を通しわかりやすく解説します。
さらに、像内の納入品には、運慶が仏像に込めた祈りが、美しい""かたち""として結晶した様子を垣間見ることができるでしょう。
シアター③『ガンダーラの仏教美術~釈尊の生涯を辿る~』
紀元前5世紀、インドに実在したゴウタマ・シッダールタ(釈尊)は、35歳の頃に悟りを得てブッダとなり、仏教を開きました。
紀元前3世紀以降、仏舎利を祀るストゥーパが各地に建てられ、その周囲に釈尊の生涯を物語る浮彫彫刻が荘厳されます。釈尊自身の姿は聖樹、法輪、仏足石などの象徴で表現されていましたが、紀元1世紀頃から仏像がつくられました。
半蔵門ミュージアムは、梵天勧請や初転法輪、涅槃などの仏伝浮彫を収蔵しています。上映作品では、それらを中心として、ガンダーラの仏教美術に表された釈尊の生涯を辿ります。
■ 流れ
10:00~集合、美術鑑賞
10:40~シアター①曼荼羅
11:15~シアター②大日如来坐像と運慶
11:45~シアター③ガンダーラの仏教美術
■ 下記了承の上ご参加ください
※入場料、入館料は各自でお支払いください。
※開始の6時間前の時点で最少催行人数を下回っている場合は中止となります。その場合は全額返金されます。場合によってはもっと早く判断することがあります。
※キャンセルの場合はメッセージではなくイベントのチケット選択画面でしてください。
※施設やお店など、なんらかの理由で入れない場合、開催予定のイベントが開催されない場合は何らかの形で開催します。そのときに話し合って決めます。
※途中参加はOKですが、合流できない場合の責任は負えません。
※適宜イベントの様子を撮影いたします。
※営業、勧誘、迷惑行為がある場合はつなげーとに報告の上、今後のイベント参加が不可となります。
イベントの過去の様子は下の画像をご覧ください🙂



