9月23日(火)午後3時から1時間限定で、東京の緑豊かなオアシス、白金台にある東京都庭園美術館をぜひ訪れてみたいと思っています。
この美術館は、季節ごとの風情が建物と見事に調和する、都心にありながらも自然の息吹を感じられる静謐な庭園が魅力です。
東京都庭園美術館の庭園は、3つの異なるエリアがあり、それぞれが独自の魅力を持っています。
まず、「芝庭」は朝香宮邸時代から伝わるエリアで、広がる芝生が開放的な空間を演出しています。
次に、「日本庭園」は、茶室や起伏に富んだ景観が和の情緒を溢れさせています。このエリアでは静謐な時間を過ごすことができ、心が和むひとときを提供します。
そして、「西洋庭園」は、ベンチが配されたリラックスできるスペースで、春には華やかにワシントン桜が咲き誇ります。
四季折々の自然の移ろいを感じることができるこれらの庭園は、訪れるたびに異なる表情で私たちを迎えてくれます。
この美術館の本館は1933年(昭和8年)に皇族である朝香宮家の居宅として建設され、時代を超えてその美を保ち続けています。
1983年(昭和58年)には、美術館として新たな使命を担うことになり、多岐にわたるジャンルの展覧会を通じて文化活動を展開してきました。
そして、2021年(令和3年)の4月には「東京都庭園美術館条例」が施行され、都立文化施設として新たなスタートを切りました。
今や文化と自然が融合するこの場所は、多くの人々にとって心のよりどころともいえる存在になっています。
訪れる人々は美術館本館のアールデコ様式のデザインや貴重な美術品を鑑賞しながら、庭園の豊かな自然にもひたることができ、心も体もリフレッシュされることでしょう。
この特別な時間を過ごすために、どうぞ東京都庭園美術館へ一歩足を踏み入れてみてください。