高知県の「とさのぽん酢プロジェクト」が2025年度の地場産業大賞を受賞した。県内38の事業者が手掛けた67種類のぽん酢を味や口当たりで分類した「とさのぽん酢テイストマップ」を作成し、味見ができるイベントなどを通じて消費拡大に取り組んでいる。プロジェクトは生産者と行政が連携して高知の食文化を発信しており、表彰式は2026年2月13日に高知市で行われる予定である。

見解・楽しみ方：ぽん酢を“推し”にするって、想像以上にワクワクする。テイストマップがある今、まずは自分専用の「マイぽん酢リスト」を作ってみるのがおすすめだ。例えば今週末に数種類を買い集めて、餃子・刺身・鍋・サラダで味比べをする。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。味の違いを語り合える友達がいれば、ただの食事がミニイベントになるし、次は互いにお気に入りを持ち寄る“ぽん酢交換会”を企画しても楽しい。

テイストマップは「好みを可視化」してくれるから、初心者にも入りやすい指針になる。味見イベントに足を運んでお気に入りを見つけ、その場で生産者の話を聞けば、画面の中だけで終わらない“会って楽しむ体験”が生まれる。最初は一人で参加しても、同じ温度感の人と出会えれば次の予定も立てやすく、推し活は自然に続いていく。自分で小さな試食会を企画して「今日のベストぽん酢」を決めるのもおすすめだ。こうして暮らしの中に好きな味を増やしていくと、ぽん酢探しが単なる消費を越えた趣味になる。