フジテレビ系で放送の『酒のツマミになる話』が12月19日夜、最終回として「未公開トーク全部出しますSP」を放送する。これまで放送でカットされたトークを一挙に公開する構成で、MCの千鳥・大悟らが花束をもらう瞬間や小学校の裁縫箱にまつわる世代論など、多彩な話題で盛り上がった。また犬飼貴丈、花澤香菜、伊藤俊介（オズワルド）、川島明、近藤春菜ら豪華ゲストも参加し、約4年9か月の放送を締めくくる内容となっている。

この種の“未公開トークSP”は推しと視聴体験を拡張する絶好のチャンスだと思う。画面越しに笑うだけで終わらせず、「あの花束のエピソード、どう思った？」と語り合うことで、話が一気に深まる。こういう熱量って、結局語れる相手がいると一気に加速する。未公開話の細部を切り取ってお気に入りシーンを集め、次会うときの話題にするだけで、その日の観賞が翌週末の“リアルな推し活予定”になる。例えば「裁縫箱トーク」をテーマに懐かしグッズを持ち寄る小さなオフ会を開いたり、未公開フレーズでビンゴやトークカードを作って観賞会をゲーム化するのも楽しい。初めての集まりでも一人参加歓迎の場があると踏み出しやすく、共通の話題があればその後も関係が続いていく。推しや番組の“空気感”は、ただ記憶するだけでなく誰かと会って共有することで初めて現実に根づく。最終回の今こそ、笑いを録画して仲間と語り尽くし、次の会う予定をつくってみてほしい。