フジテレビ系ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の第9話が11月26日に30分拡大で放送された。脚本は三谷幸喜が手掛け、1984年（昭和59年）の渋谷を舞台に若者たちの青春群像を描く作品である。

主人公の久部三成は菅田将暉が演じ、仲間の蓬莱省吾には神木隆之介、ミステリアスなダンサー・倖田リカには二階堂ふみが出演している。物語は劇場を存続させようと奔走する演劇青年たちの情熱や苦悩、恋を中心に展開された。

第9話ではトニー（市原隼人）が不在となる中で舞台が始まり、久部や蓬莱らが何とかつなごうと奮闘する様子が描かれた。またリカが久部にキスする場面もあり、2人の距離感に変化が生じる。

劇中ではリカが「ハムレット」を上演する構想や、久部がハムレットを演じるという夢の話も語られ、人物の思惑と舞台の危機が重なって物語が進行する。放送は毎週水曜夜10:00-10:54で、FOD・TVerでも配信されている。