最近は推し時間にセルフケアを取り入れる傾向が目立つ。中でもハーブティーを生活に取り入れて心身を整える動きが広がっている。

ライブ前後や配信視聴で、カモミールやラベンダー、ペパーミント、ローズヒップなど体調や好みに合わせたハーブを選び、香りを楽しみながら飲むことが多い。ハーブの香りは気分転換やリラックスに寄与し、短い休憩を儀式化する効果がある。

推しカラーのカップやグッズと組み合わせて写真映えを狙う「推し映え」演出や、限定風のラッピングで個包装セットを作るギフト活用も増えている。オンライン推し会では同じブレンドを用意して香りを共有し、一体感を生む試みが見られる。

選ぶ際は成分表示やアレルギー、カフェインの有無を確認し、服薬中の人は医師や薬剤師に相談するなど安全面に配慮することが重要だ。簡単な淹れ方や温度・抽出時間の目安、推しに合わせたスイーツやフードとのペアリング例を用意すると、会の話題作りや写真演出に役立つ。香りと所作を取り入れた短時間の習慣化で、推しとの時間の満足度が高まりやすいだろう。