ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」が、１１月２６日より大阪の「桃山学院大学」（大阪府和泉市）とコラボした商品を発売する。同社が学生と協働開発した商品を発売するのは今回が初となる。

プロジェクトは９月より始動し、オンライン・オリエンテーションやアイデア検討会議、最終審査会などを経て、学生約１０名が参加した開発チームから３商品が選ばれた。

最終選出されたのは「彼の前専用 バター風可愛いたらこおにぎり」（１７１円）、「怒りのままに盛った全力コーン炙りマヨネーズおにぎり」（１８２円）、「はみだしすぎィなソーセージ」（３２２円）の３種である。

同シリーズは同社のオリジナル惣菜ブランド「偏愛めし」の開発チームと連動したもので、コンセプトは「みんなの７５点より誰かの１２０点」である。学生の個性が反映された具材やネーミングが特徴だ。

新商品発売と同時に、和泉キャンパス内に無人小型店舗「キャンパスドンキ桃山学院大店」をオープンする。商品を手に取ってそのまま退店するだけで自動的にキャッシュレス決済が完了する仕組みを採用する。

大阪電気通信大学の店舗に続き全国で２店舗目となる同店では、ｍａｊｉｃａ（マジカ）アプリでの認証入店を導入するほか、学生約２００名に実施したアンケート調査にもとづき、学生が要望する商品を取り扱うコーナーも設置する予定である。

「現役大学生の偏愛キャンパスめし」シリーズはキャンパスドンキ桃山学院大店と全国のドン・キホーテ系列店舗（一部エリア、一部店舗を除く）で１１月２６日より販売開始される。