近年の若手俳優の登竜門として『仮面ライダー』『スーパー戦隊』が挙げられる一方で、そこから飛躍するには次の一作が重要であると論じられている。映画『帝一の國』出演者の活躍が顕著で、菅田将暉、竹内涼真、間宮祥太朗、岡山天音が2025年秋クールの連続ドラマで主演を務めるという流れが紹介されている。

作品『帝一の國』は古屋兎丸の同名コミック原作で、超エリート高校の生徒会長をめぐる学園コメディであり、若手オールスター的な布陣がその後の俳優たちの価値を高めたと説明されている。

『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』出身の俳優が、舞台を変えて演技表現や個性で存在感を示す過程にも言及され、事例として『仮面ライダーフォーゼ』出身の福士蒼汰や、佐藤健の『仮面ライダー電王』からの活躍、吉沢亮のティーン向け青春映画などが挙げられている。

また『帝一の國』を手がけた永井聡監督については、現在『爆弾』が好評である点も触れられており、作品とスタッフの相乗効果が若い世代の飛躍につながっているとまとめられている。