フジテレビ系“水10”ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の第8話のあらすじと場面写真が公開された。放送は11月19日である。

劇中では久部（菅田将暉）が演出を務めるシェイクスピア劇「冬物語」がWS劇場で上演されている場面が描かれる。樹里（浜辺美波）は芝居を熱心に観察し、メモを取り続ける。

父の論平（坂東彌十郎）は芝居への没入をたしなめるが、樹里は久部に惹かれ、彼のためなら何でもする覚悟であると描写されている。既に台本は大幅にブラッシュアップされているという。

一方、客席の菊地凛子演じる「おばば」は自身の出番が削られたことに不満を漏らす場面もある。舞台上では是尾礼三郎（浅野和之）とケントちゃん（松田慎也）が芝居を続ける。

そこへ突如、客席から「下手くそ！」というヤジが飛び、その発言者はトロ（生田斗真）であると明かされる。記事は1984年の渋谷を舞台にした本作が三谷幸喜脚本の半自伝的要素を含む青春群像劇であることにも触れている。

公開された場面写真にはチェックシャツ姿の浜辺美波らのカットが含まれており、第8話で物語が新たな局面を迎える様子がうかがえる。