櫻坂46の13thシングル『Unhappy birthday構文』が、11月5日発表のオリコン週間合算シングルランキングで12作連続1位を獲得した。初週売上は50万枚を超え、ハーフミリオンを突破したという結果である。

改名から5年、MUFGスタジアム（国立競技場）公演を控える時期に出たこの成績は、グループの存在感と勢いを改めて示すものだ。記事は、2020年の1stシングル『Nobody’s fault』以降、13作連続で初週30万枚超を維持してきた点や、9thシングル『自業自得』以来の通算2作目となるハーフミリオン達成を指摘している。

背景として、単純なセールス以上に「熱狂を生み出す仕組み」があることが挙げられている。とりわけライブでの評価とBuddiesとの揺るぎない信頼関係が、数字を押し上げる動員力になっているという分析だ。

実際に『5th TOUR 2025 “Addiction”』では東京ドーム3DAYS、京セラドーム2DAYSといった大規模公演が行われ、観客の熱量、演出の完成度、グループの表現力が高く評価された。特にMCをほとんど挟まずに3時間を駆け抜ける“ノンストップ構成”が注目されている。

記事は、欅坂46時代からの内省的な表現を櫻坂としてのポジティブな昂揚感へと昇華させたこと、ダンス・歌・映像が一体となったチームの呼吸が現在の快進撃を支えていることを強調している。2026年4月のMUFGスタジアムでの5周年公演は、大きな節目としてその進化を示す場になると期待される。