フジテレビ系“水10”ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の第7話のあらすじと場面写真が公開された。三谷幸喜脚本で菅田将暉が主演を務める本作は、11月12日に第7話が放送される予定である。

第7話では久部（菅田将暉）が大御所俳優・是尾礼三郎（浅野和之）を迎えて稽古に励む様子が描かれる。「夏の夜の夢」の初日公演から1週間がたったが観客は思ったほど伸びておらず、売り上げは目標の半分にも満たない状況である。

久部は来週からシェイクスピア後期の名作「冬物語」を上演すると息巻く場面がある。支配人の浅野大門（野添義弘）の妻フレ（長野里美）は「逃げるが勝ち」と言い売上金を持って田舎へ帰ろうと大門を誘うが、大門は是尾礼三郎の復活が演劇界にとって大ニュースだと受け止め、久部に賭ける決意を示す。

翌朝、オーナーのジェシー才賀（シルビア・グラブ）がやってきて大門に「今週の売り上げです」とノルマの封筒を差し出すが、そこには小細工が施されている場面もある。作品は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーとして、若者たちの苦悩や挫折、恋模様を“三谷ワールド”全開で描く。場面写真では浜辺美波の昭和ファッションにも注目が集まっている。