連続ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は夏帆と竹内涼真のW主演で、料理を通じて当たり前と思っていた価値観を見つめ直す再生ロマンスコメディーだ。大学時代から交際していた勝男と鮎美は、プロポーズ直後に別れてしまい、料理が二人の再生と成長のきっかけとなる。

第3話は「TVer」「TBS FREE」の無料配信再生数が442万回を突破し、同局の各話配信で『VIVANT』を超える歴代1位を記録した。配信での高い数値が話題を呼び、作品への注目度がさらに高まっている。

原作は谷口菜津子がcomicタント（ぶんか社）で連載中の同名マンガで、担当編集のゴトウさんによれば作品は編集と作者の打ち合わせから生まれたという。ラランド・ニシダさんのラジオやSNSでの「ポテサラ論争」をきっかけにストーリーのイメージが膨らみ、候補案の「じゃあ、お前が筑前煮作れよ」「じゃあ、あんたが作ってみろよ」「今日のおかず全部茶色いね」の三案から最終的に『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が選ばれたと明かされている。

ドラマは男女の役割観や日常の“当たり前”を丁寧に描き、キャストの演技と配信での反響が相まって注目作となっている。