荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」第7部「STEEL BALL RUN（スティール・ボール・ラン）」を原作とするアニメが、2026年にNetflixで配信される。舞台は19世紀末のアメリカで、総距離約4000マイル、賞金総額5000万ドルの乗馬による北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」が描かれる。

主人公で半身不随の元天才騎手ジョニィ・ジョースターを坂田将吾が演じ、ジョニィと協力関係を結ぶ謎のアウトロー、ジャイロ･ツェペリを阿座上洋平が担当する。過酷なレースに参戦する二人のように、坂田、阿座上の両名がアニメシリーズに懸ける思いを語るためのインタビューに応じた。

坂田将吾は中学生の頃に友人に勧められて「ジョジョの奇妙な冒険」に出会い、第1部「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」を見て「本当に先が読めない」と感じ、濃いキャラクターと衝撃の展開に「一瞬で心を奪われました」と述べた。阿座上洋平は第5部「黄金の風」を友人宅で読んで「ジョジョ」という世界にハマり、当時は第5部をモチーフにしたゲームや仲間との「ジョジョごっこ」で盛り上がった思い出を語っている。

坂田はオーディションの際に原作やアニメを見て節回しやセリフの言い方を研究し、「ジョニィがどんなキャラクターなのか」を掘り下げながら臨んだと述べた。阿座上もオーディションに対して「やった！ オーディションを受けられる」という喜びやワクワクがあったと語り、両者とも作品への熱意を示している。