間宮祥太朗と新木優子がダブル主演する土曜ドラマ『良（い）いこと悪いこと』（日本テレビ系／毎週土曜21時）の第4話が1日の今夜放送される。本作は予測不能なノンストップ考察ミステリードラマで、同窓会で掘り起こしたタイムカプセルから顔を塗りつぶされた卒業アルバムが見つかり、同級生の不審死が連続して起こる設定である。

高木将（間宮祥太朗）と猿橋園子（新木優子）が真相を追う中、これまで武田（水川かたまり）、桜井（工藤阿須加）、笑美（松井玲奈）が襲われ、続いて小山隆弘（森本慎太郎）も被害に遭う。犯行は22年前に仲間で作った替え歌の歌詞通りに行われていると見立てられており、次の標的はちょんまげこと羽立太輔（森優作）と推測される。

高木たちは学級委員長の小林紗季（藤間爽子）から羽立の住所を聞き、週末に羽立のアパートを訪ねる場面が描かれる。羽立はひきこもりの様子で無精ひげを生やし、散らかった部屋に暮らしており、『僕の番か…』と事件を知っている素振りを見せる。

生きる気力を失った羽立は猿橋に包丁を渡して『僕なんて、なんの価値もないんだから』と一思いに殺してくれと要求するが、高木たちは仲間として守ろうと説得する。しかし羽立は『友達なんかじゃない』と拒絶し、救出は容易ではない状況が示される。刺殺の可能性が取り沙汰され、いつどこで狙われてもおかしくないとの緊迫感が高まる内容である。放送は1日の今夜で、視聴者には登場人物同士の過去と現在が交錯する展開の続報が期待される。