フジテレビは31日、トークバラエティ番組『酒のツマミになる話』を年内で終了すると公式発表した。MCを務めるお笑いコンビ・千鳥（ノブ、大悟）から降板の申し出があり、協議の結果として決定したという。

同局は公式サイトで、10月24日放送予定だった回の内容がオンエア直前に差し替えられた経緯を説明し、「再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み、内容を差し替えて放送いたしました」と明記した。さらに「その過程において、社内における連携に不十分な点があったことから、放送直前での変更となりました」と釈明し、視聴者や出演者に謝罪している。

報道では、差し替え前の予告にはMCの大悟が松本人志を想起させるコスプレ姿を披露する場面が含まれていたと伝えられており、これが一因と報じられている。番組は“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”をコンセプトに幅広いゲストの本音トークで支持を集めてきた。

放送後、公式発表では「放送後、千鳥のお二人より降板のお申し出があり、社内で協議した結果、年内をもって番組を終了することとなりました」と記されている。ネット上では局対応を問う声や番組終了を惜しむ書き込みが見られる状況で、関係者は視聴者や出演者に向けて「心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。