日本テレビ系連続ドラマ『良いこと悪いこと』の第3話が10月25日に放送された。間宮祥太朗と新木優子のダブル主演作で、物語は同窓会で見つかったタイムカプセルを起点に進行する。

突然日本に戻ってきた“ターボー”こと小山（森本慎太郎）の再会をきっかけに、高木（間宮祥太朗）が小学校時代に仲間内で歌った「森のくまさん」の替え歌を思い出し、被害の“法則”を発見する展開が描かれる。これまでに“貧ちゃん”武田（水川かたまり）や“カンタロー”桜井（工藤阿須加）、“ニコちゃん”笑美（松井玲奈）が被害に遭い、順に標的にされていることが示されている。

第3話では、小山が自らの幼少期の夢である「宇宙」に関わる事業発表を行い、囲み取材の最中に大きなガラス板が落下する緊迫の場面が発生。高木が咄嗟に小山を庇い、大事には至らなかったが、落下直前に高木の肩に小さな破片が当たる描写や、破片がきらめく描写が印象的に描かれた。

友情の確執と再生が物語の核となる一方で、“法則”の整合性や仲間たちの過去が徐々に明かされ、次に誰が狙われるのかという緊張感が高まっている。遊戯王カードなど当時の思い出も丁寧に描写され、人物関係の深掘りが進む回となった。今後は小山の立場や“法則”の根拠が物語の鍵を握ることが示唆されている。