秋ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう（もしがく）』がフジテレビ系で10月1日よりスタートした。三谷幸喜脚本、主演は菅田将暉である。

作品の舞台は1984年の渋谷で、小劇場、ストリップ小屋、ジャズバー、ぼったくりバーといった昭和を代表する名所が登場する。濃すぎるキャラクターたちが次から次へと現れ、あらゆる面で令和の時代にそぐわない強烈なインパクトがあると論じられている。

第1話放送後はネットニュースで賛否が割れ、SNSでは辛辣なコメントも少なくない。初回視聴率は5.4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）であり、数値面では高くないと指摘されている。

記事は本作に昨今の一般的なドラマとは一線を画する熱量が込められていると分析し、昭和をどう描いて令和に何を伝えるかが注目点であるとする。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や2024年の『不適切にもほどがある！』との関係性も示唆されている。

また、今後の展開次第ではノーパンしゃぶしゃぶなど当時の話題が登場する可能性も示唆されており、三谷脚本と菅田将暉の組み合わせがどのように受け止められるかが注目される。