Panasonicの映像処理システム「Kairos」が、Perfume出演の初の4K 3D配信に採用された制作の要点が報告されている。

このプロダクションは昨年4月に初演され、3Dカメラの取り扱いと複数システムの同時運用を必要とした。

従来の映像システムでは複雑な構成と多数の機器が必要で、運用や管理が困難になり得るとされる。

しかしKairosは柔軟なシステム設計とリアルタイム処理で運用者に利点を提供した。

複数の3Dカメラからの信号を経由 two 12G-SDI inputsで受け入れることで、各種3Dフォーマットへのスムーズなミックスと変換を可能にした。

また、low-latency, uncompressed SDI-IP conversionに対応し、IOWN optical network environmentとの互換性確保が重要だったと説明されている。

クリエイティブ面ではmixing、colour adjustment、format conversionおよびIP conversionを一台で管理できるため、運用効率が向上しハードウェアの占有スペースも最小化された。

このシステムはHibino CorporationがNTT pavilion at Expo Osaka-に実装した事例である。