デジタルファッションハウス「Blueberry」がメタバース上に専用スペース「ザ・ブルーベリー・ステージ」を開設し、初回コラボレーションにaespaが登場したと伝えられた。同スペースでは、aespaの新ミニアルバム「Rich Man」に着想を得た最新コレクションを発表し、RobloxやSnapchatで購入・着用可能なアイテムを展開した。

また、9月12日にはRoblox内でaespaのライブが開催された。セレブスタイリストでBlueberryのシニアアドバイザーを務めるケイト・ヤング氏は「K-POPは音楽、ファッション、コミュニティーを融合させる驚異的な力を持っている」とコメントしている。

BlueberryはRobloxとSnapchat向けにアイテムを制作する企業で、専用スペースはファッションと音楽を結ぶ新たな表現の場を目指すものである。記事は、Robloxが2023年3月から2024年3月までの期間でクリエイター支払い総額が10億ドルを超え、前年から31%増加したと報じており、メタバース上の経済圏が拡大している点を指摘している。

今回の取り組みは、音楽イベントとファッション販売を組み合わせる新たな試みとして扱われ、過去にポスト・マローンやBABYMETALがRobloxで音楽イベントを行った事例も紹介されている。ライターの坂本泉は、この連携がゲームと音楽、ファッションを横断する新フォーマットになるか今後を注視するとまとめている。