2025年11月8日（土）、aespaの日本ツアー『SYNK：aeXIS LINE』が東京都 国立代々木競技場 第一体育館で開催された。公演は序盤に「Armageddon」「Set The Tone」「Drift」などを配置し、本編で23曲を披露、アンコールでは「Sun and Moon」「Live My Life」「To The Girls」の3曲が演奏された。

ステージではメンバー各自のソロも取り入れられ、KARINAは「GOOD STUFF（KARINA Solo）」、NINGNINGは「Ketchup And Lemonade（NINGNING Solo）」、GISELLEは「Tornado（GISELLE Solo）」、WINTERは「BLUE（WINTER Solo）」をそれぞれ披露した。セットリストには「Hot Mess」「Next Level」「Supernova」「Whiplash」などの代表曲も並び、パフォーマンスと演出で世界観の表現に重点が置かれた構成であった。

aespaは2020年に韓国でデビューし、グループ名は“Avatar X Experience”を表現した「æ」と、両面という意味の英単語「aspect」を結合して作られている。本文では“自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する”という世界観をベースに活動している点が説明されている。

メンバーはKARINA（カリナ）、WINTER（ウィンター）、GISELLE（ジゼル）、NINGNING（ニンニン）の4人であり、日本では2023年の初アリーナツアーで4都市計11万人を動員した実績がある。さらに8月には海外アーティストとしては最速で東京ドーム公演を開催し、2日間のチケットは全席ソールドアウト、合計9万4000人を動員したと記されている。2024年7月には日本デビューシングル「Hot Mess」をリリースし、日本アリーナツアー「2024 aespa LIVE TOUR– SYNK : Parallel Line – in JAPAN」を実施、その集大成として8月に海外女性アーティスト史上初となる2年連続の東京ドーム公演を成功させた点も紹介されている。